おはようございます。吉田です。
また台風ですね。
今日は木更津だけど、アクアラインの強風は大丈夫かな?
さて、この週末は天気が悪かったから、作業スペースも限られていてカウル修理が出来なかったんですよね。
その為、以前から頭を悩ませていたステップの改良に手をつけてみました。

CBの場合、純正流用でステップを自作すると、ある壁にぶちあたります。

ステップを軸にしたチェンジペダルだと、下取り出しが一般的で、上取り出しが見つからないのです。
その為、CBみたいにノーマルがリンク式だと、逆シフトになってしまいます。
エンジン側を逆にすると、サイドスタンドに当たるんですよね。
この点、カタナの場合はエンジン側が下取り出しだから問題は発生しません。

今までは、逆シフトのまま乗っていましたが、だいぶ1100Rにも愛着が湧いてきたから、カタナと同じように乗る事を想定すると、シフトミスを防ぐ為にもノーマルシフトに戻したい。
コアースのステップとかを使えば、逆シフトに変更できる構造だから話は簡単。
だから、これからCBのステップを自作する人は中古のバックステップを利用するけ事をオススメします。
でも、私が金掛けて買ったパーツをポン付けしたら、ブログネタにならないでしょ?(^_^;)
今日は全てを自作する変態ネタです(笑)
良く見たら、同じスズキの純正品なのにアルミと鉄で材質が違う。

何用を使ったんだろう?(−_−;)
鉄は、カタナに付いていたから、GSXR用あたりだとは思うんですけど。
スズキは、パーツの寸法が同じケースが多いので、組み合わせが可能なんですよね。

鉄を使っていたカタナは、アルミに交換しました。

さて、コイツをどうするかですね。

よく見ると、中に溝も掘っていないから、初期型あたりのパーツだったのかな?

難しく考えるから、迷宮に迷い込むのです。
まず、切り離してから対策を考えてみましょう(笑)

ほらね!
こうしてから、自分はどういう仕様のペダルが欲しかったのか、もう一度考えて溶接機でバチバチってやれば良いだけの話。

そうすると、CBのバックステップにおいて、避けて通れない問題に直面するはずです。
ピボットシャフトにチェンジロッドが当たるのです。

これは、コアースとかのステップを使っても避けられない問題です。
だから、CBはリンク式とかにしたりするんですよね。
でもね、私の経験から言うと、マッククレーンと同じように曲げたチェンジロッドを使えば逃げられます。
ロッドを曲げる?
そんな力技で大丈夫?って思うでしょ?
これが大丈夫なんだよね~(笑)
またまた転がっていた長いチェンジロッドを再利用します。
NSRか、GSXRあたりだったのかな?
ポイントは、長い物を使います。

一応、直角は出しておきます。
あとは、万力に咥えて大ハンマーで叩くだけ(笑)

そしたら、ここからが重要ポイントになるんだけど、当然、世界に一つしか無いステップなんだから、長さがそのまま使える訳なんてありません。
カットします。

ギザギザが、ネジのイメージです(^_^;)

さて、どうする?

シャフトの太さは8㎜。
ピロボールはM6です。
以前にも話したから、この程度は問題では無い事に気付きましたか?
削ってM6を切れば良いだけの話です(笑)
カットして

サンダーとヤスリで6㎜くらいまで細く削ります。

そしたら、ネジを切るだけ。

ほら簡単!

ただね、ピロボール側のメスネジはメンテナンス性を考えて、逆ネジと正ネジが使われています。

正ネジのアームもあったんだけど、取付スプラインの歯数が合わないから、そのまま使えませんでした。
だから、シフト側のピロボールのカシメを削って外し、正ネジのピロボールと交換しました。
これで来週に組み立てれば完成です。
悩んでいる人が多いと思うので参考にしてみて。
因みに全部ジャンクパーツで作ったから、またしても0円でした(^ ^)
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2016/08/29(月) 07:54 |
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