おはようございます。吉田です。
11月に入って、秋本番ですね。
私は今週も毎晩のように飲み会が続きます。
さて、CB1100Rのエンジンですが、バルブをどうするかで悩んでいました。

本当は750F用をそのまま使えば簡単なのですが、大きさと形状が結構違うんですよね。

チューニングメニューでBIGバルブを組むっていう考えもありますが、吉田兄はノーマルバルブ派。
決してダメって言ってる訳じゃないですよ。
手間とコストの割に効果が見えにくいって事です。
あくまでも、バルブの効果はシートとの当たり面で決まりますから、BIGバルブで真ん中当たりにするなら、ノーマルバルブで外当たりにするのと大した差がありません。
ただ、極端に外当たりにすると、バルブが欠けてエンジンブローの原因にもなり兼ねないから注意が必要です。
更にこの加工では、バルブが奥に引っ込む状態になりますから、圧縮比のダウンを補う面研なども必要になります。
ただ私のエンジンは750Fを加工した高圧縮仕様だから問題ないでしょう。
あと、最大の問題はバルブが埋もれる訳ですから、カムとのバルブクリアランスの問題が発生します。
通常はシムを薄くして対応しますが、外当たり仕様だと、シムの限界値を超えるのです。
だから私のエンジンでは、バルブの頭をカットしてあるのです。
これも吉田兄が加工屋さんだから、誰か知り合いにお願いして処理してきてくれました。
こんな加工もカスタムショップでは、寸法を決めて加工に出して、ダメだったら作り直すリスクもショップが負う訳ですから、1~2万円で済む訳ないですよね(ーー;)
ダメだったらバルブ16本を弁償しないといけない。
私だったら受けないなぁ。
それなら、BIGバルブを買ってもらってメニューに加えれば、リスクも無くなり利益も増えますからね(笑)
逆にリスクを自分で負うなら、まだまだチューニングには可能性が残っているという話。
今みたいに情報や技術が溢れていなかった80~90年代は、みんなこうやって自分のマシーンに魂を注入して仕上げていったんですよね。
マシーンは手作りで仕上げる事で世界に一台きりの特別仕様が生まれます。
やり方を書くと大した事ないと思うでしょうが、実際の作業はそんなに楽ではない。
シートカットで検索すれば理解できますが、バルブシートは硬くてカットするのが大変なのです。
通常はダイヤモンドが付いたシートカッターで面出しをしますが、これでは気が遠くなります。
吉田兄が大幅な加工に使うのは「neway」という海外メーカー製。

このハンドルでクリクリ回してカットします。

今までは、ダイヤモンドの他にnewayは60°だけ持っていましたが、あと2種類の角度も買わないとダメだなぁ。

これね、結構高いのよ(^^;;
だから個人で買う人って、なかなか居ないんですよね。

でも、吉田兄の組むエンジンは、加工に出すにも注文が多くなっちゃうから、面倒なので工具を買って自分で処理した方が楽になります。
加工費と工具購入費も変わらない値段になったりしますしね。
在庫が無い商品みたいだから、海外からの取り寄せになるようですね。
年内に組み上がるのかな?(⌒-⌒; )
11月に入って、秋本番ですね。
私は今週も毎晩のように飲み会が続きます。
さて、CB1100Rのエンジンですが、バルブをどうするかで悩んでいました。

本当は750F用をそのまま使えば簡単なのですが、大きさと形状が結構違うんですよね。

チューニングメニューでBIGバルブを組むっていう考えもありますが、吉田兄はノーマルバルブ派。
決してダメって言ってる訳じゃないですよ。
手間とコストの割に効果が見えにくいって事です。
あくまでも、バルブの効果はシートとの当たり面で決まりますから、BIGバルブで真ん中当たりにするなら、ノーマルバルブで外当たりにするのと大した差がありません。
ただ、極端に外当たりにすると、バルブが欠けてエンジンブローの原因にもなり兼ねないから注意が必要です。
更にこの加工では、バルブが奥に引っ込む状態になりますから、圧縮比のダウンを補う面研なども必要になります。
ただ私のエンジンは750Fを加工した高圧縮仕様だから問題ないでしょう。
あと、最大の問題はバルブが埋もれる訳ですから、カムとのバルブクリアランスの問題が発生します。
通常はシムを薄くして対応しますが、外当たり仕様だと、シムの限界値を超えるのです。
だから私のエンジンでは、バルブの頭をカットしてあるのです。
これも吉田兄が加工屋さんだから、誰か知り合いにお願いして処理してきてくれました。
こんな加工もカスタムショップでは、寸法を決めて加工に出して、ダメだったら作り直すリスクもショップが負う訳ですから、1~2万円で済む訳ないですよね(ーー;)
ダメだったらバルブ16本を弁償しないといけない。
私だったら受けないなぁ。
それなら、BIGバルブを買ってもらってメニューに加えれば、リスクも無くなり利益も増えますからね(笑)
逆にリスクを自分で負うなら、まだまだチューニングには可能性が残っているという話。
今みたいに情報や技術が溢れていなかった80~90年代は、みんなこうやって自分のマシーンに魂を注入して仕上げていったんですよね。
マシーンは手作りで仕上げる事で世界に一台きりの特別仕様が生まれます。
やり方を書くと大した事ないと思うでしょうが、実際の作業はそんなに楽ではない。
シートカットで検索すれば理解できますが、バルブシートは硬くてカットするのが大変なのです。
通常はダイヤモンドが付いたシートカッターで面出しをしますが、これでは気が遠くなります。
吉田兄が大幅な加工に使うのは「neway」という海外メーカー製。

このハンドルでクリクリ回してカットします。

今までは、ダイヤモンドの他にnewayは60°だけ持っていましたが、あと2種類の角度も買わないとダメだなぁ。

これね、結構高いのよ(^^;;
だから個人で買う人って、なかなか居ないんですよね。

でも、吉田兄の組むエンジンは、加工に出すにも注文が多くなっちゃうから、面倒なので工具を買って自分で処理した方が楽になります。
加工費と工具購入費も変わらない値段になったりしますしね。
在庫が無い商品みたいだから、海外からの取り寄せになるようですね。
年内に組み上がるのかな?(⌒-⌒; )