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ルートマスター

Author:ルートマスター
GSX-1100SとCB1100Rに続き、新企画ではGSXR1000K2レーサーを公道に甦らせます。

頑張るお父さんライダーに向けて、お金を掛けないでも楽しめるプライベートカスタムの世界を少しずつお伝えしていきたいと思います。

カタナ復活プロジェクト
ウイリー

もう一度、あの頃のように走れるのか?

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おはようございます。吉田です。

今年はGWと言っても、今日と明日は仕事の人が多いのではないでしょうか?

昨日は昼から、吉田兄とスギちゃんがやってきた。



今回のトラブルは、吉田兄弟にとっても良い勉強になりましたよ(^_^;)

オイルクーラーのホースやフィッティングを全部バラしてチェックしたのですが、どこにもゴキブリの死骸は詰まっておりません(ー ー;)

ここでもう一度、何とか動くようになった某チューニングショップ?コンプリート車両のクソエンジンに発生したトラブルを整理しましょう。

1) ヘッドガスケットから、かなりのオイル漏れ。

2) エアーロックを防止する為にオイルクーラーのコアを逆さまに装着したところ、寒い朝にセルを回したらオイルフィルターの蓋が破裂した。

実は、破裂したのは2回目。

チャイチャイ製のフィッティングは、確かにアールズとは比べ物にならないクオリティなので、こりゃ漏れの原因になりますね。



でも、油路を塞ぐような構造ではありませんでした。

よくこういうトラブルを考える時って、細かい話をする人が沢山居ますが、多少のゴミや汚れではここまで致命傷なレベルにはなりません。

絶対にゴキブリが油路に詰まっているとしか考えられない。

子供のマンガみたいなマニュアルに描かれたオイルラインの絵を凝視する吉田兄。



「カナタのエンジンで組み間違えなんか考えられない」

パーツリストも隅々まで確認して、自分の作業工程をチェックする。



オイルポンプ→オイルフィルター→プレッシャースイッチ→オイルクーラー→メインギャラリー

原因が考えられるのは、どう考えてもメインギャラリー以降のエンジン内部では無く、オイルフィルター~オイルクーラーの間です。

もっと言うと、コアを逆さまにして、エアーが抜かれた状態にしたら、蓋が割れたと言う事ですから、オイルクーラー以前の範囲に原因があるのでは?

「このエンジンって、機械式のオイルポンプだから、低回転時から高回転時で油量が上がった場合に、どうやって逃がしているんだろう?」

「どこかにバイパスがあって、逃がさないとダメだよね。」

「あれ?このメスネジ切ってある部分って何だ?取れるんじゃない?」



「これって、油量を調整しているんだろうけど、パーツリストに無いんだよね。ネジ切りの精度が悪いから、きっと純正品じゃないよ」



吉田カタナでチェックしてみる。


ノーマルは、こんな状態。



この穴を1㎜穴に絞ってました。



これがゴキブリの正体だ!!

恐ろし話です。

あの当時のチューニングって、はっきり言って思い付きで試していたので、今の常識では間違った事も結構ありました。

たぶん、熱ダレが最大のテーマだったカタナのエンジンを何とかしたくて、ヘッドに回す油量を増やしたかったのだろうと推測できます。

私もオイルポンプギヤを交換して油圧を上げてますけど、物には限度があります。

原因が分かれば、トラブルは次々に解決していきます。

今までは、コアにエアーが溜まっていたから、セルを回した初動時にはエアーサス効果で気付かなかったのですが、コアを逆さまにしてエアーを抜いてしまったら、硬い粘度のオイルは行き場を失って蓋が割れた。

蓋が割れるレベルの油圧ですから、当然エンジンを回せば更に油圧は上がりエンジン内部で処理しきれなかったオイルが弱いガスケット部分から漏れていた。

ほら、多少の油圧なら問題無くても、アルミの蓋が割れる程なら、そりゃ漏れるでしょ(−_−;)

原因が分かったら、期待が膨らみます。



エンジン始動。

おーっ!

レスポンスが全く違うエンジンに生まれ変わりました。

こんなにも、ストレスが掛かっていたのかと驚きます。

機械式のポンプですから、オイルが抵抗になって、ポンプに負荷が掛かっていて、結果的にパワーロスに繋がっていたみたいです。

パワーの出ているエンジンは、乗らなくても経験から分かります。

スギちゃん、こいつはヤベ~ぜ!!

ヘッドはノーマルですが、ボアアップ+ハイカム+TMR+直管マフラーという仕様ですね。

ヘッド加工は、高回転で大きな差になりますが、スギちゃんには意味が無い領域なので、このレベルが丁度いいのかも。



雑誌で250万円のコンプリート車両と言って一世風靡されていたマシーンが存在しました。



オイル漏れはカスタムマシーンの証とか言ってね。

そのクソエンジンは、25年間自分のカタナを育て続けてきた素人の手によって、生まれ変わったと思います。

チューニングって何だろう。

当時、お金持ちが手に入れたコンプリート車両は、同じトラブルが発生していたはずです。

今では何台生き残っているのかな?

既にスギちゃんのマシーンは原形がほとんど無くなってますから、生き残りとは言えないレベルですが。



それにしても、吉田兄は良く原因を見つけたよね。

あいつもスゲー奴だ(^ ^)

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2015/04/30(木) 08:08 | コメント:1 | トラックバック:0 |
コメント

スギ : お兄さん、ほんとに凄腕です‼

四年前に私が開いた扉は正解でした。
でなければ私は一年しないで降りていたと思います。
今回もお手数お掛けし申し訳ありません。
ありがとうございます❗
かんしゃしきれません

また、乗ることができます(^-^)

初めからだいぶ形変わりましたが私のオートバイは
吉田スペシャルです(^-^)
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